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N9097LK 184pt
短編.

'平凡な助手錬金術士、"純水"に捧げた十年の答え'

gokazoo

全1話[7,331文字] ハイファンタジー〔ファンタジー〕
錬金術士≒天才の職業──それはただの夢想である。

実績ゼロのレイン・ダルガーは、世界最高峰の錬金術士アイリス・グローム唯一の公認助手。だが本人は凡庸。才能も功績も歴史を変える発明もない。10年の研鑽で悟った答えはひとつ。「時代を作るのは彼女のような『天才』だけ」

だが、研究室で求められるのはいつもレインの手で錬成される"純水"。誰にでも錬成できる素材でありながら、それをアイリスはなぜか“落ち着く”と言い、彼が助手であることに固執していた。

ある日、新任のギルドマスターが「世界的錬金術士の助手にはより優れた者を」と人事再編を推し進め、レインを物資管理部へ転属させる。葛藤と苦悩から彼は受諾したが──アイリス本人は激怒する。

「私は、『あなたの純水』じゃないと駄目なの」

才能でも、閃きでも、センスでもない。真に求められていたのは、天才の偉業を支えるに足る唯一無二の"土台"。周りがそれを測定術式の数字で理解した時、ギルドは震え、新ギルドマスターは蒼白となった。

これは、発明も奇跡も起こせない凡庸な錬金術士の助手が、純水に捧げた十年で到達した価値を証明する物語である。

ドリコム大賞4 123大賞7 男主人公 職業もの ざまぁ 助手 ギルド 錬金術 純水 技術 努力系 天才と凡人
全1話[7,331文字]
各話平均7,331文字
[推定読了0時間15分]
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最新作投稿:2025年12月05日(22:30:00)
 投稿開始:2025年12月05日(22:30:00)

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